お部屋を探す際に気にして頂きたい項目に、築年数と物件構造が御座います。
これが、建物の耐震性や防音性に影響を及ぼすためです。
おおまかに
「木造(W造)」 → 「鉄骨造(S造)」 → 「鉄筋コンクリート造(RC造)」
の順に耐震性、防音性が高くなり、また建築費用もかかるため家賃も高くなりやすいです。
「鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)」なんてのもたまにありますが、数は少ないので割愛させて頂きます。
まず、地震が気になる方、もしくは音に敏感な方は「鉄筋コンクリート造」一択です。
建築時の構造上、木造と鉄骨造が勝てる可能性はほぼ低いです。
もちろん、少し音が響きやすくても間取りに自由度の有る鉄骨造などを選ぶのも問題ないと思います。
耐震基準について
もうひとつ気にして頂きたいのが、物件の築年数です。
昭和56年(1981年)以前に完成した物件は旧耐震基準の物件となり、現行の新耐震基準を満たしていない可能性が高いです。
耐震補強をしないといけないのですが、国からの補助が十分でない事もあり、その実施率は5%前後だそうです。
もちろん古いからと必ず地震に弱いわけではないのですが、震度6や7の地震は想定せずに建てられている可能性があり、災害時の倒壊率もやはり旧耐震物件の方が高いそうです。
これは私の個人的な意見ですが、築年数の経った物件を選ぶ際は、出来れば新耐震基準(昭和56年以降完成物件)。
もし旧耐震で選ぶ場合は、出来れば鉄筋コンクリート造に絞ってお探し頂くのが良いのかなと思っております。
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